こんにちは。
本日はまなべるを利用してくださる小学1年生の子どもが「わ」と「は」の違いをわからずに困っていました。
その子のどこがわからないのか、何がわからないのかを尋ねていくうちに、文章と文章の間にある挿絵が適していない(整合性があっていない)ことに疑問を感じたことから文章全体がわからなくなっていたことがわかりました。
そこで文章と挿絵には関係のないこと、文章問題をきちんと読んでみることを説明すると本人も理解を示し、それまで間違っていた問題も正答できるようになったのです。
また、ある子は繰り下がりの引き算ができずに困っていましたが、繰り上がりの足し算を何度か行い、その考え方を応用して引き算をやるよう声掛けするとさらりとできるようにもなったのです。
言語化すること
なぜ、それまでにつまづいていたことが急にできるようになるのでしょうか。
その答えのヒントとなることは何がわからないかを言葉にしてみることです。
子どもたちが困るときのほとんどは「何がわからないかがわからない」からです。
我々は大人になるまでに様々なシーンで困りごとなどを言葉にして伝えていますが、子どもは現在、成長の過程で行っています。
そのため、子どもが言葉にするまでのどこかで大人が合いの手を入れてあげてもかまいません。
子どものできた!
自らの力で答えを導き出せたときには、本人には達成感や自己肯定感が生まれます。
繰り下がりの引き算ができた子どもも問題を解答した後には「すっきりしたー!」と晴れ晴れした顔で笑っていました。
子どもは自分の力で問題を解く喜びを知っていますし、そこにたどり着くための力も持っていますので我々がすべきことはほんの少し、考えるヒントを差し伸べるくらいです。
そのため、子どもが「わからない」と言っているときには「何が、どんなことがわからないの?」と聞いてあげてください。
一緒に話をしている間に自ら答えにたどり着くこともきっとあります。
対話やコミュニケーションで導き出された答えというものに子どもは喜びを感じ、学ぶことへの意欲も高まるはずですよ!
ぜひ、ご家庭でも試してみてくださいね!
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手稲区の放課後等デイサービス・学習支援 まなべる
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